アールスメロン「糖度十分」 長崎・松浦で出荷始まる 12月1日に直売会
長崎県松浦市特産の秋作「アールスメロン」の出荷が始まった。歳暮用としての需要が高く、JAながさき西海松浦メロン部会(辻邦彦部会長)は12月上旬まで2千ケース、約16トンの出荷を見込んでいる。 同部会によると、アールスメロンは春と秋の年2回栽培。今年の秋作は同市星鹿町や御厨町、平戸市田平町などの4戸が計70アールで作付けした。 出荷作業は25日開始。2回目の28日は、松浦市星鹿町のJAながさき西海牟田集荷所から3Lなどの大玉4~6個入り約70ケースを長崎、佐世保、福岡の各市場に出荷した。 辻部会長は「夏の猛暑で小玉が多めだが、糖度は十分」と出来栄えを説明。同部会は12月1日、同市志佐町の道の駅「松浦海のふるさと館」横の市漁村体験学習施設で直売会「松浦メロンまつり」を開く。当日は午前9時からスタートし、売り切れ次第終了する。