歩道なく危険な踏切、拡幅へ 広島市「できるだけ早期に」
広島市は6日、JR山陽線己斐本町踏切(西区)を拡幅し、車道と分離した歩道を新たに設ける考えを示した。完成時期は未定。交通量が多く、歩道が整備されていないため地元から早急な安全対策を求める声が上がっていたという。 【地図で見る】拡幅される己斐本町踏切 市の計画では、踏切の西側を流れる八幡川を改修し、踏切の幅を6・5メートルから8メートルへ広げる。うち車道は5・5メートルとし、2・5メートルの歩道を西側に新設する。 河川管理者の広島県やJR西日本と、2019年7月から工法などを協議している。市は踏切拡幅の検討費300万円を23年度予算で確保していたが、24年度に繰り越した。 この日の市議会予算特別委員会で、道路課の宮川良彦課長は「できるだけ早期に拡幅が実現できるよう取り組む」と述べた。
中国新聞社