「井上尚弥は俺を避けている!」アフマダリエフが”モンスター”に挑戦状!英老舗誌に激白「どこへでも行く。月でも戦ってやるさ」
現WBA世界スーパーバンタム級1位
無敵のモンスターに挑戦状が叩き付けられた。 去る9月3日、東京・有明アリーナでボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が元IBF同級王者のテレンス・ジョン(TJ)・ドヘニー(アイルランド)を7回TKOで下し、2度目の王座防衛に成功した。無敗伝説を継続する日本人ボクサーには、早くも挑戦者候補から対戦熱望の声が上がっている。 鋭いジャブ、ワンツーなど的確なパンチをドヘニーに浴びせ、7回に強烈なボディを打ち込んだ井上。元世界王者の腰を負傷させ途中棄権に追い込み、不完全燃焼の結果になったが、モンスターの破壊力に世界は震撼した。 【画像】W世界戦で男たちの熱き戦いに華を添えたラウンドガールを特集! そんななか元WBAスーパー、IBF世界スーパーバンタム級王者で現WBA世界同級1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)は英国の老舗ボクシング雑誌『Boxing News』の単独インタビューに答え、「イノウエは俺を避けている!」と豪語。井上との防衛戦に名乗りを挙げた。 井上の次期挑戦者として最右翼候補に挙がっているのはIBF、WBO世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)であり、国内で12月24日のクリスマスイブ決戦が有力だと見込まれている。しかしドヘニーとの試合後、アフマダリエフと契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン社長は「イノウエにとって、アフマダリエフとの防衛戦がスーパーバンタム級で唯一残された試合でWBAが義務を命じた指名試合だ。今がそのときだ」とSNSに気になる投稿をしていた。 アフマダリエフは『Boxing News』のオンラインインタビューのなかで、ドヘニーとの対戦を優先した井上陣営について「がっかりした」と落胆。「ベルトを一刻も早く取り戻したい」と4団体のベルト奪取をあらためて誓う。 同メディアが国際的なプロモーターである米トップランク社のボブ・アラムCEOが来年、井上をボクシングの聖地である米ラスベガスに連れて行きたがっていることについて、どう考えているか質問すると「俺はどこへでも行ってやるよ。アメリカでも、日本でも、なんなら月でも戦ってやるさ」と自信を示し、仮にラスベガスでの闘いになったら受けて立つと鼻息は荒く、井上との早期決戦を熱望した。 絶対王者の試合をビデオでも研究しているといい、「自分こそがスーパーバンタム級のなかで最強のボクサーであることを証明したい」と意気込んでいる。 構成●THE DIGEST編集部
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