愛媛・松山市「緊急安全確保」を「高齢者等避難」に切替 災害警戒本部は継続
愛媛県松山市は、2日午後4時30分に市内に発令していた「緊急安全確保(警戒レベル5)」を「高齢者等避難(警戒レベル3)」に切り替えました。 【写真を見る】松山市などの道路が冠水 車が水没するなどの被害も 市内で「高齢者等避難(警戒レベル3)」が出ているのは、味生地区の12767世帯 26854人、味酒地区の12090世帯 20724人、生石地区の8804世帯 18722人など合わせて51666世帯 100449人です(被害状況の一部を写真で掲載しています)。 「高齢者等避難」で避難の対象となる人は、水害や土砂災害の可能性がある危険な場所にいる方のうち、お年寄りや小さな子ども、障害のある方など自力でスムーズに避難することが難しい方や、そうした人をサポートする方たちです。 なお、愛媛県と気象台は、松山市、今治市に出していた土砂災害警戒情報を午後4時に解除しました。 ◆自治体による補足情報 令和6年11月2日(土曜日)16時30分、災害発生のおそれが少なくなったため、大川・久万川の洪水に関する警戒レベル5 緊急安全確保と土砂災害に関する警戒レベル4避難指示を解除します。 一部地区には継続して土砂災害に関する警戒レベル3高齢者等避難を発令します。 土砂災害に関する警戒レベル3高齢者等避難を発令した地区の避難所の開設と松山市災害警戒本部は継続します。 「高齢者等避難は「警戒レベル3」、避難指示は「警戒レベル4」、緊急安全確保は「警戒レベル5」です」 ◆避難情報が発令されているエリア <高齢者等避難が発令されているエリア> ○生石地区 8804世帯 (18722人) ○潮見地区 4882世帯 (10043人) ○堀江地区 5652世帯 (11366人) ○立岩地区 418世帯 (723人) ○味酒地区 12090世帯 (20724人) ○新玉地区 7053世帯 (12017人) ○味生地区 12767世帯 (26854人) ◆避難情報が解除されたエリア <緊急安全確保が解除されたエリア> ○和気地区 5686世帯 (11830人) ○道後地区 12219世帯 (23281人) ○雄郡地区 17089世帯 (31540人) ○久枝地区 9497世帯 (19835人) ○清水地区 13226世帯 (22062人) <避難指示が解除されたエリア> ○桑原地区 13025世帯 (25760人) ○宮前地区 7020世帯 (13934人) ○高浜地区 3475世帯 (6734人) ○泊地区 240世帯 (374人) ○湯山地区 3740世帯 (7849人) ○東雲地区 4843世帯 (8183人) ○番町地区 2325世帯 (3944人) ○日浦地区 146世帯 (237人) ○粟井地区 3108世帯 (6729人) ○河野地区 2464世帯 (5227人) ○正岡地区 946世帯 (1882人) ○難波地区 937世帯 (1762人) ○浅海地区 525世帯 (1012人) ○伊台地区 2692世帯 (6072人) ○久米地区 14526世帯 (30079人) ○小野地区 8036世帯 (17147人) ○石井地区 28581世帯 (58191人) ○五明地区 228世帯 (416人) ◆避難情報について 「高齢者等避難」が発表された場合 「高齢者等避難(警戒レベル3)」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が上から3番目の「警戒レベル3」です。「高齢者等避難(警戒レベル3)」で避難の対象となる人は、水害や土砂災害の可能性がある危険な場所にいる方のうち、お年寄りや小さな子ども、障害のある方など自力でスムーズに避難することが難しい方や、そうした人をサポートする方たちです。お年寄りなど避難に時間のかかる方や、そのサポートをする方たちは、「警戒レベル3」のうちに安全な場所への避難を始めてください。「警戒レベル3」の時点で避難を始めることによって、災害が発生する前までに、市町村が定めた近くの指定緊急避難場所などへの立ち退き避難を完了することが期待できます。 ※最新情報は自治体のホームページでご確認ください。 ※この避難情報は、自治体から発表された情報をもとに掲載しています。
あいテレビ