カブス・今永争奪戦に敗れたレッドソックスのコーラ監督が「見立て通りの活躍」
◆米大リーグ レッドソックス―カブス(26日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) 【写真】3勝0敗につながった「3つの資質」カウンセル監督が分析 レッドソックスのコーラ監督が26日(日本時間27日)、本拠地でのカブス戦の第1戦の前にメディアに対応。敵軍先発の今永昇太投手について、「皆が、山本のことを大きな話題にしているが、この男(ガイ)もいい。彼を攻略するには、直球に振り負けてはいけない」と語り、ドジャーズの山本由伸投手と並んで、今永の実力を警戒した。 今永は昨オフ、DeNAからポスティング制度を使ってメジャー移籍。レ軍も争奪戦に参加した。カブス、ジャイアンツ、エンゼルスと並ぶファイナリストにも残り、交渉では、コーラ監督もオンライン会見に参加した。地元メディアによると、レ軍は2年の延長オプション付きの2年契約をオファー。2年間の年俸はカブスの最初の2年より高額だったとも報じられた。しかし、今永は4年総額5300万ドルで合意した経緯がある。 デビューからここまで、無傷の3勝0敗、防御率0・83と波に乗る新人左腕について、敵将は「彼は、我々が見立てた通りの活躍をしている。いい直球を持っている。そこに、振り負けないように。攻略するには、直球を捉えていかないといけない」と語った。 試合前には、今永攻略のためのミーティングを行い、コーラ監督は「投手目線、野手目線で彼をどう分析するか話し合い、クールな成果があった。いかに彼に立ち向かうか、どうやって自分の力を最大限に発揮するかを話し合った」と”今永撃ち”に万全を期した。
報知新聞社