大正期の『国史大辞典』に描かれた「産養」の様子(国立国会図書館蔵)。平安の貴族社会で、誕生した子に生後9日にわたり行なわれた儀式。知人や親戚などから贈り物が贈られ、和歌や管弦で祝う祝賀の儀式である一方、無病息災を祈願する邪気払いの側面もあった。『紫式部日記』に詳細な内容が描かれているという。((c) ABC ARC, INC.)
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