「まさにパートタイムのロイヤル公務」ハリー王子&メーガン夫人の“独自ロイヤルツアー”で感じた違和感
2024年5月10~12日の3日間、ハリー王子とメーガン夫人がナイジェリアを訪問。 【写真】総額2000万円超! メーガン夫人の気合いの入ったナイジェリア訪問ファッション ハリー王子の肝いりプロジェクトのインヴィクタスゲームのPRや、兵士達のメンタルヘルスにフォーカスし、若者たちに力を与える目的で行われたのですが、それがなんとも、ロイヤルツアーさながら?!だったんです。軍の歓迎式に始まり、国賓のレセプションまで。 これはナイジェリアからの招待で実現したものではあって、英国政府や英国王室は一切の関与をしていないことを認めていて、あくまでも夫妻のプライベートな行動ということに。
実は以前、メーガン夫人はポッドキャストの中で、DNAベースのテストで、自分が43%ナイジェリア人であることがわかったと発言していたり、また今回のツアー中にも、自身にナイジェリア人の祖先がいることが判明したとも言及。 王室離脱前までは、エリザベス女王からコモンウェルスのアンバサダーとして期待されていたハリー王子&メーガン夫人だけに、その経験が惜しまれるのか、夫人のルーツを生かしつつ、夫ハリー王子の肝いりイベントに繋げようという意図がある模様。 またナイジェリアにとっても、将来王子のイベントを主催することも見据えているようで、双方の目的が合致し実現に至ったといえるのでしょう。 またハリー王子にとっても、この地の訪問が、ハンセン病患者と握手をされ話題となったダイアナ妃の訪問以来34年ぶりと、亡き母への想いも感じられるものでもありました。 とはいえ、国賓でも公式訪問でも、ましてや王室ツアーではないのに、レセプションでは、なんと、英国の国歌(ゴッド・セーブ・ザ・キング:国王万歳)が流され、直立不動で聴き入るハリー王子&メーガン夫人の姿には、何よりも違和感がありました。 他は百歩譲れても、これだけは流石に納得できず…。これを流せるのは、国王の代理として執行されるロイヤルツアーだけのはず。 しかし同時に、夫妻で勝手にこんなことが出来てしまうことにも驚きが…。夫妻にとっては、離脱を決める前に希望され、パレス側に訴えていた、“パートタイムでのロイヤル公務”がまさにこの形なのでしょうが。それを自分たちで実行したことは、ある意味凄いとも。