読んではいけないマンガの実写化？

猟奇的な殺人シーンの多い映画『シマウマ』ポスタービジュアル　(C)2015 東映ビデオ

●『シマウマ』R15+ 　2010年より「ヤングキング」（少年画報社）で連載され、 「絶対に読んではいけない」と評された人気マンガ（作：小幡文生）を実写化した『シマウマ』も、数々のスプラッターシーンで話題になりました。本作は、ある事件をきっかけに裏社会に堕ちた主人公「ドラ（演：竜星涼）」が、苦しみながらも「回収屋」として成長していく姿が描かれます。 　ドラが務める回収屋は、高額な報酬と引き換えに、警察や司法では解決できない怨恨を依頼人に代わって晴らすという仕事です。依頼対象者を死の一歩前まで痛めつけるため、指を切断したり、身体を焼いたりといった人体損壊系の衝撃シーンが続きます。その残虐さに、原作ファンからも「ここまでやっていいのか」「やっぱ色が付くとさらにエグい」「目を背けたくなるほどグロい」といった反応がありました。 　不気味な展開が続くなか、一人前の回収屋になっていくドラの成長や、ピエロのような化粧をした快楽殺人者「アカ（演：須賀健太）」などキャスト陣の怪演も見どころです。ネット上では「キャストみんなの振り切れた演技で圧倒された」「須賀健太の演技がかわいいのに狂気じみてて最高」など、彼らの演技力にも称賛の声があがっています。