主要な野菜のほぼ全てで、2025年1月も高値が続く見通しです。 農林水産省によりますと、2025年1月は主要野菜15品目のうち14品目が平年と比べて高くなる見通しです。 小売り価格が平年の2倍～3倍に高騰している「キャベツ」や「レタス」は、夏から秋にかけての高温などで生育が遅れていて、1カ月を通して平年よりも高くなると予想しています。 「ハクサイ」や「ホウレンソウ」の葉物野菜は「キャベツ」などの出荷量が少ないことで引き合いが強まり、高値で推移する見通しです。 一方、「サトイモ」は生育が順調で、主要野菜で唯一、平年並みの価格としています。 年末年始に欠かせない野菜、そしてお得情報について、スーパーアキダイの秋葉弘道社長に中継で話を聞きます。 ──キャベツは今高い? 高いですね、記録的な高値です。本来年末はキャベツはあまり値上がりしない食材ですよね。 例年は150円くらいですが、大体250円くらい高い状況ですね。 これは秋口の高温、小さいのは干ばつで雨が降らないというのが一番大きな原因です。 ──お正月に欠かせないおせちの食材の金額は? 例えば、煮物に必要なニンジンやゴボウは安定していますね。 ──年内早めに買っておいた方がいいものは? おせちには絶対欠かせないレンコンです。 レンコンといえば縁起物で「先を見通せる」といいますが、先を見通せないような形になってしまっています。 実は今年、夏が早かったため、どんどん前倒しで出ました。なので、今は調子がいいです。 ただ出すぎちゃっているので、早く終わっちゃう状況。そのため、このあと年末になって、これから値段がだいぶ上がります。 年末年始上がっていきますので、できれば視聴者の方、早めにレンコンはお買い求めください。 ──鍋のお買い得野菜は? 白菜は今年、ちょっと出だしが良くて安かったんです。まだ今は多少安いですが、だいぶ上がってきていますので、早めに白菜は買っておいた方がいいです。 そして、キノコ類は比較的安定しています。 あと春菊がちょっと高いです。 春菊の代わりに水菜なんかを使っていただくと鍋にいいと思いますよ。