九州新幹線事故、3千人に影響 遅れや運休20本、男性死亡
JR九州は24日、九州新幹線の熊本―新玉名間で23日夜に起きた人身事故により、上下20本に運休や遅れが生じ、乗客約3千人に影響が出たと明らかにした。接続する山陽新幹線のダイヤも乱れた。九州新幹線は24日早朝から全線で運転を再開した。熊本県警によると、列車と接触した男性が死亡した。 JR九州や県警によると、23日午後8時40分ごろ、熊本市西区池亀町付近の高架線路に立ち入った男性が、鹿児島中央発新大阪行きの「みずほ614号」にひかれ、死亡した。30~50代ぐらいで黒のポロシャツに紺のジーンズ姿。県警が身元や詳しい状況を調べている。