【熱中症搬送も】「もうクーラーつけっ放し」最高気温全国トップ10に熊本の2地点
KKT熊本県民テレビ
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13日の最高気温の全国のトップ10に、菊池市が34.3℃で6位。山鹿市が33.9℃で8位に入るなど、熊本県内は厳しい暑さになりました。特に暑かった県北部に北島茂気象予報士が向かいました。
■北島茂気象予報士(玉名市・午後3時頃) 「玉名市の鍋松原海岸にやってきました。吹き抜ける海風は心地よいのですが、この時間も強い日差しが照り付けています」
ビーチを照り付ける強い日差し。最高気温33.1℃を観測した玉名市岱明町です。散歩中の犬もちょっぴり暑そうです。 ■散歩している人 「暑かね今日は。日差しが違う」 ■住民 「手に扇風機がないと、耐えられない」
熊本地方気象台によりますと、県内では18の観測地点のうち17地点で最高気温が30℃以上の真夏日になりました。熊本市も最高気温が33.0℃と今年最高とりました。 ■倉本彩アナウンサー(午前11時頃・熊本市中央区) 「現在、手元の温度計では35℃を超えています。少し日なたに立っているだけで、じわじわと汗が噴き出してくる ような蒸し暑さです。皆さん日陰で信号待ちをしています」
■香港から日本に旅行中 「ホット(暑い)」 Qどこが1番暑い? 「熊本、1番」
■街の人 「早いですよね、暑くなるのが。今の時期から日中はクーラーをつけっ放しです。どんどん暑くなりますよね。昔はもっと涼しかった気がしますけど」
そう話す女性が見守っていたのは、熊本城をバックに結婚式の前撮りを行うカップルです。
■前撮りしていたカップル 「暑いです、もう汗だくです」 「暑いです。日焼けしそうです」 気温も、カップルもアツアツ!どうぞ、お幸せに…。 一方で、警戒が必要なのは熱中症です。12日は、宇城市三角町で釣り船を操縦していた船長が熱中症で搬送されました。船長の命に別条はなく、船に乗っていた6人の乗客に体調不良はみられませんでした。
【スタジオ】 (緒方太郎キャスター) 13日、午後4時までに県内で熱中症の疑いで搬送されたのは、50代男性1人、60代男性1人、70代女性1人のあわせて3人でした。いずれも、命に別条はないということです。 私も去年、家の中でエアコンを使わずに過ごしていたらめまいがした経験があります。熱中症を予防するポイントをおお伝えします。まずは、熱中症の症状から見ていきましょう。 (平井友莉キャスター) 熱中症の症状には、めまいや立ち眩み、吐き気、手足のしびれ、頭痛などがあります。 (緒方キャスター) 特に高齢者や子どもは重篤になりやすいそうで、家族や近所の人からの声かけも大切です。やはり対策をとるのが大事ですね。
(平井キャスター) 熱中症を防ぐ対策としては、こまめに水分・塩分補給、帽子や日傘を使う、室内でも適切にエアコンを使用するなどがあります。 (緒方キャスター) 14日も、熊本県内ほとんどの観測地点で、最高気温が30℃を超える予報となっています。