くりぃむしちゅー・上田晋也 最近の悩みは“記憶力”の低下?「有田の名前が出てこなかった…」
◆名前を忘れてしまった意外な人物
上田:30代以降の記憶は本当に覚えていないですね。それがヤバいから、本を書いて残そうって気持ちもあったんですよ。全部の記憶がなくなっちゃいそうだから、今のうちに形にしておかないとって。 植竹:(笑)。 上田:これも記憶力の話なんでしょうね。僕は番組をやるうえでのルーティンが1個だけあって。本番前にスタジオに入るじゃないですか。ゲストの方の顔と名前を1回確認するんです。 植竹:その確認は大きいよね。 上田:というのも、たとえば「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)という番組があるじゃないですか。「この問題がわかる人?」と言ったらゲストの方が手を挙げる。一応、僕のテーブルにはゲストの顔写真と名前が貼ってある座席表みたいなのがあるんですよね。 植竹:うんうん。 上田:だけど、一度テーブルを見てからゲストの名前を呼ぶわけにはいかないですよね。なので、スタジオに入ったらゲストの名前と写真を確認するのが、番組をやるうえでの僕の唯一のルーティンなんです。 で、本番になったら相方が手を挙げたんですよ。でもね、本番前に相方の名前は確認しないじゃないですか。 植竹:そりゃそうだ。 上田:そうしたら、有田(哲平)の名前が出てこなかったんですよ……。 植竹:(笑)。 上田:「こいつ誰だっけ! 俺、確認してないや」と思って。で、「あい!」と言って促したんです。有田は相方だから、多少ぞんざいな扱いでもそんなに問題ないじゃないですか。 植竹:そうだね。 上田:あいつも自分の名前が出てこなかったなんて思っていないわけですよ。ただ生意気な感じで言ったんだな、ぐらいしか思っていなくて。数ヵ月後に「実はあのときに名前が出てこなかったんだよ」と言ったら、あいつは一言「お前、終わったな」って言われましたからね。 植竹:あはは(笑)。 上田:本当に、記憶力に関しては終わっているんですよ。 (「歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ」2024年月1日26日(金)配信回より)