ベルリン国際映画祭で監督賞受賞作『6才のボクが、大人になるまで。』
『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まるビフォア・シリーズのリチャード・リンクレイター監督最新作『6才のボクが、大人になるまで。』(原題:『Boyhood』)が、11月14日(金)より公開される。また、本作の予告編が公開された。 2014年2月に開催された第64回ベルリン国際映画祭で世界中から高い評価を得た『6才のボクが、大人になるまで。』。リンクレイター監督は、同映画祭において、2度目の監督賞(銀熊賞)を受賞している。6歳の少年メイソンとその家族の変遷の物語を、同じ主要キャストで12年間に渡って、撮影し続けた画期的な手法で製作されていたドラマ。過去にない斬新な製作スタイルと、歳月の力を借りながら少年の成長の過程を画面に記録し続け、みずみずしい作風となっていることから、高い評価を受けている。米映画評集計サイトのRotten Tomatoesでは、驚異の高評価100%を獲得し、NYタイムス紙では「21世紀に公開された作品の中でも並外れた傑作の1本」と評されている。 予告編の冒頭では、主人公のメイソンの成長の過程が映し出され、12年という歳月の長さを感じさせてくれる。小さい時には姉とふざけあったり、ちょっとHな雑誌を読んでみたり…。そんなメイソンもいつしか大きくなり、立派な青年に。アラスカから戻って来た父との再会、母の再婚、義父の暴力、ビールの味、そして初恋。そんな経験を通じてメイソンがどんな大人になっていくのか、彼の成長とその家族の物語に寄り添っていただける、あたたかい作品になっている。
■公開情報 『6才のボクが、大人になるまで。』 監督・脚本:リチャード・リンクレイター 配給:東宝東和 PG12指定 (c)2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved. 11月14日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー