夫・太田光の衝撃発言に、カチン! 怒りを通り越して悲しくて…【太田光代さん連載】|STORY
お笑い芸能事務所・タイタンの社長として爆笑問題や、昨年M-1グランプリを制したウエストランドの活躍を後押しする太田光代さん。小学生のころは医者を目指しつつ、家族のために料理を作り「夢はお嫁さんだった」彼女。お酒にまつわる武勇伝や、社会問題に鋭く切り込み時勢に迎合しない爆笑問題をマネージメントする手腕から、豪快な破天荒闘士なのかと思いきや、素顔はいたって可愛いらしい女性。夫と他愛ない会話を楽しむ日常を夢見るキュートな一面も。この連載では、芸人としては超一流だけれど夫としてのスキルには大々的に?(はてな)マークがつく太田光さんとの結婚生活に密着。「人生やり直すなら早い方がいいから、別れるならさっさと次に行きたい」と言い続けている光代社長に、光さんは見放されずに済むのでしょうか? \太田光代(おおたみつよ)/ 1964年7月6日、東京都生まれ。モデルやタレント活動などを経て、1993年、芸能事務所・タイタンを設立。現在は社長業のかたわら、自身もタレントとして活躍。夫は爆笑問題の太田光。2ヶ月に1度、東京銀座で行われる『タイタンライブ』を、『爆笑問題 with タイタンシネマライブ』として、全国25のTOHOシネマズ系映画館にて同時生中継しています。詳しくはHPをチェック!
夫の衝撃発言にカチン! 「ちょっとそれって、どういうこと!?」
先日のこと。 めちゃくちゃ頭に来たというか、「はあ!?」とキレかかったことがありました。太田が「俺はいつ死んでも構わない」と言ったんです。キッカケは老後の話。 私が「うちは二人しかいないから、老後のためにちょっといろいろ考えとかなきゃね」という話をしたところ、「俺は老後なんかなくてもいいと思ってる」と言うからビックリ。私にしてみたら、何言ってるの? って感じです。私は今年で60歳、太田は1歳下で5月で59歳。もう立派に老後を考える時期に来てますよね。夫婦二人しかいなくて頼る人がいないから、これからどうしていくか、本気で考える時期に来ていると思うんです。 うちの母は私に「あなたに面倒を見てもらう気はない」と強気な発言をしましたが、私はまともに受け取ってませんでした。母の子どもとしてこの世に生まれちゃってますから、母の老後を見るのは当然の流れ。親子の間にいろいろあってもね。それにうちの母のことだから、そうは言っても絶対そんなわけないと思ったら、やっぱりそんなわけないわけですよ(笑)。 だけど、私たちには子どもがいないので、早めに身の振り方、つまりどうすれば周りの人に迷惑かけないで終活するかを考えないといけない。例えば、私が先に死んじゃった場合に彼がその後も1人でいられるようなタイプの施設に行かないといけないんです。そのためには元気なうちに早めに動かないと、と思ってカタログを取り寄せたり、私は準備をし始めているんです。 そんな話になったとたん、先ほどの発言が出たんです。 私は怒りを通り越して悲しくなりました。 「あなたは死ぬ気なの? じゃあ、私はどうなるの? あなたが死ぬということは、私1人を置いてくってこと?」