奈良「平城京天平祭」のライブで比嘉栄昇、大塚愛、吉田山田が熱唱
奈良県奈良市の「平城宮跡」で恒例の「平城京天平祭」が1日が始まった。そのオープニングを飾る「平城京天平祭FM OSAKA Dramatic LIVE」が同日行われ、BIGINの比嘉栄昇、大塚愛、吉田山田といったアーティストが登場し、歴史感あふれるいつもの雰囲気とは違った盛り上がりをみせた。
比嘉栄昇、大塚愛、吉田山田が登場
天平祭は、春:夏・秋の3回「天平文化が花開く悠久の祭典」という位置づけで行われており、今回も平城京の四方を守る四神を竹アートで表現した「竹の四神」や、平城宮を警護していた「衛士隊の再現」などが用意されている。 同ライブは、悪天候にもかかわらず、大極殿特設ステージには多くの人が詰め掛けた。司会は奈良出身でFM大阪DJの赤松悠実が登場し会場を盛り上げた。 ライブのトップバッターは大塚愛。「プラネタリウム」などおなじみの曲をグランドピアノによる弾き語りで演奏。地元関西ということもあり、盛り上がりを見せた。 次に登場したのは、NHK「みんなのうた」で「日々」が話題となった男性デュオ・吉田山田。客席のファンとふれあいながら、心あたたまる歌で会場を包み、大歓声が巻き起こった。
フィナーレは「故郷」でステージと客席が大合唱
そして、トリを飾ったのは比嘉栄昇。登場と共に歓声が沸き起こり、11月19日にリリース予定のソロアルバム「えいしょうかその二」から、アコースティックなアレンジのカバー曲を演奏した。 フィナーレは、NHK奈良児童合唱団が加わって新曲「こころのこだま」(アルバムに収録)などを披露。「故郷」ではステージと客席が一体となる大合唱となり、華やかなライブステージとなった。「平城京天平祭」は9日まで行われる。