九州は明日21日の雨の後、再び真冬並みの寒さ 年末年始にかけての天気は
明日21日は気圧の谷の通過で、九州北部を中心に一時雨が降るでしょう。その後、22日(日)にかけて強い寒気が流れ込み、真冬並みの寒さになる見込みです。年末年始にかけて、九州は強弱を繰り返しながら寒気が流れ込むでしょう。
22日(日)は真冬並みの寒さ
明日21日は九州付近を気圧の谷が通過するため、九州北部を中心に昼前後まで雨が降る所が多いでしょう。夜は冬型の気圧配置に変わって、気温が下がり、山は雪が舞う所がある見込みです。 22日(日)は冬型の気圧配置が強まり、九州北部の上空1500m付近にマイナス8度前後の寒気が流れ込みます。九州は日中晴れる所が多いですが、最高気温は九州北部で8度から9度ぐらいと、真冬並みの寒さになる見込みです。季節風が強まり、気温以上に寒く感じられますので、おでかけの際は風を通しにくい暖かい服装がよいでしょう。 その後も、九州付近に周期的に寒気が流れ込む見込みです。 23日(月)から25日(水)クリスマスの頃にかけては大体晴れるでしょう。朝晩は冷え込みが強いですが、日中は寒さが和らぐ見込みです。26日(木)に気圧の谷の通過で一時雨が降る所があり、27日(金)から冬型の気圧配置に変わるでしょう。
寒い年末年始
28日(土)から29日(日)頃は寒気の流れ込みが強まり、一時冷たい雨や雪が降る所がある見込みです。 30日(月)から来年1月2日(木)は概ね晴れて寒さがゆるみますが、その後また寒気が入りやすくなりそうです。 この先も寒気が強弱を繰り返して流れ込み、寒い年末年始になります。寒気の程度によっては、雪の影響がでる可能性もあります。 年末年始は全国的に寒気の影響を受けやすく、故郷への帰省や初詣などのおでかけなどは、こまめに最新の気象情報を確認するようにしましょう。
日本気象協会 九州支社 山口 久美子