ウーマンラッシュアワー村本大輔の3年を記録、監督・日向史有「彼の熱と純粋さの結晶」
お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔を3年間追ったドキュメンタリー映画「アイアム・ア・コメディアン」が、7月6日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開されることが決定。配給はSPACE SHOWER FILMSが担う。 【画像】大勢の観客を前に、1人で舞台に立つウーマンラッシュアワー・村本大輔 第43回NHK上方漫才コンテストやTHE MANZAI 2013での優勝経験を持ち、あらゆるテレビ番組に出演していたものの、政治的な発言をきっかけにテレビでの露出が減少していった村本。現在はコンビでの活動を休止し、劇場・ライブで自分の笑いを追求している。本作には、村本が挑戦を続けるスタンダップコメディの本場・アメリカでの武者修行の様子や、韓国での出会い、コロナ禍の苦悩、知られざる家族との関係などが収録された。 第35回東京国際映画祭のNippon Cinema Now部門で日本初上映された本作。監督は、ドキュメンタリー映画「東京クルド」の日向史有が務めた。彼は村本に関して「アイデアを思い付くと道端に座り込んでメモを取り、レストランでは店員相手に英語でネタを試す、毎晩コメディクラブに立ちネタを磨く」「映画は、そんな人生をコメディに捧げる彼の熱と純粋さの結晶です」とコメントしている。 ■ 日向史有 コメント 「なんてお笑いに一途な男なんだろう」。それが芸人・村本大輔に対する私の印象だ。最初の撮影地はニューヨーク。コメディ修行に打ち込む村本さんに圧倒された。アイデアを思い付くと道端に座り込んでメモを取り、レストランでは店員相手に英語でネタを試す、毎晩コメディクラブに立ちネタを磨く。そして日本に帰ると全国を回り年間およそ600ステージをこなす。映画は、そんな人生をコメディに捧げる彼の熱と純粋さの結晶です。 (c) 2022 DOCUMENTARY JAPAN INC.