運転免許証の更新手続き 来年から自動化 混雑緩和、記入ミス防ぐ 広島
広島県内の運転免許センターなどで行う免許証の更新手続きが来年から自動化されることになりました。 【高橋記者】 「運転免許証の更新手続きをする際、これまでは申請書に名前などを手書きして窓口に持って行っていましたが、来年からは受付機に免許証をかざして操作すると自動で申請書が発行されるようになります」 免許更新の自動受付機は免許証のICチップを読み込むことでこれまで申請書に手書きしていた名前や住所などの情報が自動で入力されます。 自動受付機の導入で混雑の緩和や、記入ミスを防ぐことにつながるということです。 【県警運転免許課・松原啓文 警視】 「例年、年初の午前中を中心に多くの人が来庁し窓口が非常に混雑する傾向にある」 自動受付機は来年1月上旬から県内に2カ所ある運転免許センターや、運転免許窓口のある警察署と交番であわせて60台が導入される予定です。 一方で、今年もあと1週間となった25日、広島市佐伯区の運転免許センターでは来年から広島県で呼びかけられる交通安全のスローガンが掲げられました。 【高橋記者】 「スローガンは『てをあげて くるまにおしらせ ぼくはここ』です」 多発する横断歩道での事故を減らすことを目指すこのスローガンは来年、広島県で行われる交通安全運動で使われるもので、県内の自動車関係団体が意識を高めてもらおうと懸垂幕を設置しました。 県警によりますと、今年に入り、横断歩道周辺で発生した歩行者の交通事故では12人が亡くなっているということです。
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