「美 少年」岩﨑大昇&那須雄登&金指一世の主演舞台開幕 井ノ原快彦から「頑張って」とエール
ジュニアの6人組「美 少年」の岩﨑大昇、那須雄登、金指一世が主演を務める大阪松竹座の舞台「トンカツロック」が19日、初日を迎えた。 初演は坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるユニット「20th Century」の3人が主演をつとめており、約20年ぶりの上演。那須は「井ノ原さんから『初日頑張ってね』っていう温かい応援メッセージをいただいて、気が引き締まりました」と、先輩の激励を受けたことを明かした。 トンカツ屋の店主・助三郎を演じる那須は「僕が演じた役の中で一番喋ってて、一番おせっかいな役。誰かのために本気で手助けしたくて、人のために何かしたいって思う性格なので、そういう部分がだんだん愛しくなってもらえたら」と笑顔。トンカツ屋でバイトをする元プロボクサー役の金指は「僕はボクシング。シャドーやロードワーク、ミット打ちとかひたすらやっています。キックボクシングを4年間くらいやっていて、見せる時がきました」と胸を張った。中学教師役の岩﨑は「ちょっと深くは言わないんですけど、冒頭です。注目してください」とそれぞれアピールした。 3人に関わる女性陣も負けてはいない。助三郎の恋女房役の森迫永依は「おせっかいな助三郎の手綱を引く、夫婦の関係性を見て欲しい」とにっこり。不登校の学生役の山﨑玲奈は「優等生の見た目とのギャップを注目して」と話し、キャバクラで働くギャルを演じる柳美稀は「私が一番着替えるので、七変化をお楽しみに」とアピール合戦を繰り広げた。 悩み、傷つき、ぶつかりあっても進むべき道を探し続ける物語。作・演出を務める横内謙介氏は「まさに全員が当て書きのように演じてくれています。素晴らしいキャスティングで、彼らの潜在能力は計り知れないと思ってやってきました。ぜひご期待ください」と呼びかけた。 公演は同所で26日まで。5月4日~19日まで東京・新橋演舞場、同23日~27日まで愛知・御園座を経て、6月1、2日に石川・本多の森 北電ホールで千秋楽を迎える。
報知新聞社