市ふるさとカローリング大会に150人【山陽小野田】
山陽小野田市ふるさとカローリング大会が20日、市民体育館で開かれた。小学生から高齢者まで市民150人が参加し、高得点を目指しながら親睦を深めた。市ふるさとづくり協議会(大本章男会長)主催。 年齢や性別、体力を問わず、スポーツを通して校区と世代間の交流を図ろうと始まった恒例行事。17回目の今回は全11校区から50チームが出場し、リーグ戦を展開した。 参加者たちは、11㍍先のポイントゾーンを狙ってジェットローラーを投球。わずかな力加減の差でポイントに届かなかったり、通り過ぎたりするため、狙い通りに止まると、チームメートだけでなく周囲からも歓声が上がった。 参加者の最高齢は87歳の川本ハナ子さん(本山)で、最年少は10歳の松田敏樹君(高千帆小5年)。松田君は、両親を誘って参加。「緊張もあって力加減が難しかった。対戦チームと話をしながら試合ができて楽しかった」と話した。 大本会長は「幅広い世代で楽しめるのがカローリングの魅力。いずれ企業や団体も参加できるようにして市のスポーツとして浸透させたい」と語った。