晴れてるのに虹?と大阪で多数ツイート。片平敦さん「これは水平環」
「晴れてるのに虹が出てる?」―。4日午後1時半ごろ、大阪を中心に「空に真っ直ぐな虹がでてたよ」「逆さ虹、そんなことってあるの?」などのTwitterのツイートが相次いだ。たしかに大阪市内で空を見ると、横に伸びた虹のようなものが広がっていた。これは本当に虹なのか? 関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」でおなじみの気象予報士、片平敦さん(ウェザーマップ所属)に聞いてみた。 片平さんによると、これは虹ではなく「環水平アーク」だという。「『水平環』とも言うのですが、虹とはまた別物の現象です。薄雲を作っている無数の氷の粒の効果によって『七色の帯』ができる現象なんです。僕も写真を撮りましたよ」と片平さん。これは初夏から晩夏にかけて薄雲が広がった時、お昼前後に見られる場合があるという。 電車に乗っている時に気づいたという四条畷市の女性(45)は「なんか空を見てたら虹が広がっていたのでびっくりした。なにかが起きるんちゃうやろかと思った」などと話していた。