広島カープ・小園海斗 巧打&好走塁 レイノルズ 初打点&チームプレー “開幕投手” 九里亜蓮 96球 シーズンへ準備OK 日本ハムと対戦(3月12日)
広島カープは、ここまでオープン戦9試合を順調に消化。ちょうど折り返しとなる12日は、北海道で日本ハムと対戦しました。 【写真を見る】広島カープ・小園海斗 巧打&好走塁 レイノルズ 初打点&チームプレー “開幕投手” 九里亜蓮 96球 シーズンへ準備OK 日本ハムと対戦(3月12日) “北の大地” でのオープン戦。開幕に向け、調整も最終段階に入る中、活躍を見せたのは、3番に入った 小園海斗 でした。初回の第1打席、FAで加入した日本ハム先発・山崎福也から流し打ちを見せます。 先頭バッターとして迎えた3回の第2打席、今度は引っ張ってライト線へ。さらに判断よく、3塁まで進みます。 このチャンスに4番・レイノルズ。先制の内野安打となり、オープン戦での初打点を挙げます。 このあと、3塁まで進んだレイノルズは、ノーアウト・1塁・3塁の場面でチームプレーを見せます。シャイナーの内野ゴロで三本間にはさまれると、粘りを見せ、アウトになりますが、その間にランナーはそれぞれ進塁、さらに2塁・3塁のチャンスを作ります。 このお膳立てに応えたのが、この日、7番に入った 坂倉将吾 。2点タイムリーを放ち、序盤で3点をリードします。 続く4回、またまた小園。ここまでの3打席は全て2球以内に打つという積極性を見せて、猛打賞。さらにこのあと、盗塁も決めてみせます。 6回、2アウト・1塁・2塁で迎えた第4打席では一転、フルカウントに追い込まれてからファールで粘りを見せると、甘く来た8球目をとらえてタイムリーヒット。5打数4安打・1打点・1盗塁と大暴れした小園。状態のよさをアピールしました。 一方、投げては開幕投手に決まっている先発・九里亜蓮 が、順調な仕上がり。走者を出しても後続を断ち、試合を作るピッチングで快調にイニングを重ねます。 気がつけば、オープン戦としては珍しく、公式戦さながらの8回途中、96球を投げ、2失点と上々の内容でマウンドを降りました。 7 1/3回 球数96 被安打6 奪三振4 失点2 9回には、新井貴浩 監督の粋な計らいで北海道出身の 持丸泰輝(旭川大高出身)が代打での出場からマスクをかぶり、地元に凱旋を果たしますが、ここで痛いバッテリーミス。その後、同点に追いつかれ、試合はそのまま引き分けに終わっています。(日本ハム 4-4 広島)
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