日本将棋連盟の新春恒例「指し初め式」 7日から公式戦がスタート
日本将棋連盟の新春恒例「指し初め式」が6日、東西の新将棋会館と名古屋対局場の3カ所で行われた。 昨年秋に完成した東京都渋谷区の新将棋会館では特別対局室が初の公式行事として使用された。 鳩森八幡神社の将棋堂で祈願祭を終えた午前11時40分、羽生善治会長(54)と新会館建設のクラウドファンディング出資者が盤を挟み、伊藤匠叡王(22)が振り駒を行う豪華なオープニング。以降は連盟理事や棋士が関係者と一手ずつ指し、和やかな雰囲気の中、正午過ぎに指し掛けとなった。 同会館は7日から公式戦がスタート。順位戦A級の佐藤天彦九段(36)―中村太地八段(36)戦など14局が予定されている。