今夜さっそく作りたくなる夏の疲労回復メニュー ナスのくるくる肉巻きとトマトスープ
インクルーシブパティシエの志水香代さんが、年齢や障害の有無などにかかわらず誰もが同じ食卓を囲んで楽しめることを目指した「インクルーシブフード」のレシピを紹介します。今回は、夏の始まりの疲れを吹き飛ばす「ナスのくるくる肉巻き」と「トマトのスープ」です。ポイント食材はつなぎ役の里芋。みんなで同じメニューを楽しむための一工夫を紹介します。 それぞれのお口の機能に応じてかんだり、のみ込んだりできる食べ物の形態は異なるため、以下の「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類 2021 」のコードをご参照のうえ、嚥下(えんげ)機能や咀嚼(そしゃく)機能などお口の機能に気になる点があれば、歯科医師や医師など専門家の指導の下でお楽しみください。 【本編】画像を見る くるくる巻いて揚げるだけ!「ナスの肉巻き」調理手順
夏に近づく頃、ちょっと疲れが出始めたりしませんか。食欲がなくなったり、睡眠不足になったり。そんな悩みの声が多くなるのが7月です。そんな時は、豚肉や季節の野菜が摂れるごはんを食べると、身体も元気になりますよ。例えば、豚肉の薄切りを使う時は筋を切り、お肉をのばしてから整形する。ひき肉を使う時はつなぎに里芋を入れて揉んで作るか、ハンドブレンダーにかけて滑らかに仕上げてみましょう。食べやすさは人それぞれ違うので、食べる人のお話を聞きながら作っていきます。焼く、蒸す、揚げるなどのシンプルな調理法は、素材の「おいしい」が簡単に引き出せ、初めて料理をする人にも「楽しい」と思ってもらえると思います。
ナスのくるくる肉巻き(コード3~4相当)
材料(2人分) ナス 1本 豚牛合挽肉 100g 里芋(茹で) 30g 卵 1個 片栗粉 小さじ1(衣用:大さじ1) 塩 少々 パン粉 30g(衣用) (梅ソース) 梅干し 4粒 マヨネーズ 20g ゴマ油、ポン酢 少々 (定番ソース) ウスターソース、ケチャップ 同量