松坂慶子さん 牧野植物園で《初仕事》「植物に関わることを私のライフワークに」【高知】
牧野博士をモデルにした朝ドラで祖母役を演じた俳優の松坂慶子さん。高知県立牧野植物園をよりよくするために一肌脱ぐことになりました。 俳優の松坂慶子さんが、3月13日高知市の牧野植物園を訪れました。松坂さんは2023年、牧野博士をモデルにした朝ドラで主人公の祖母と娘の二役を演じました。元々植物が好きで、高知ロケの際にはスケジュールの合間を縫って牧野植物園を3回訪れたといいます。 その縁もあって牧野植物園を運営する高知県牧野記念財団が新たな視点でアドバイスをしてほしいと理事への就任をお願いしたところ快諾。3月13日理事として初めて会議に出席しました。 俳優 松坂慶子さん 「ドラマの撮影が終わってからも高知と牧野植物園とご縁が続くこと、本当にうれしく思っていますので、植物に関わることを私のライフワークにしていきたいと思っていますので、たくさん教えてください。どうぞよろしくお願いいたします。」 新しくもらった理事の名刺を見てうなずく松坂さん。早速他の理事と名刺交換をしていました。 牧野植物園 川原信夫 園長 「松坂慶子さんは日本だけではなく世界の植物園とかもご覧になっておりますので、演劇そして芸術の世界、その観点から当園の今後の取り組み等にも色々なアドバイスをいただければすごくありがたい」 松坂さんは牧野博士の朝ドラをきっかけに、植物だけでなく植物園の果たす役割についても考えるようになったということです。 俳優 松坂慶子さん 「(牧野植物園は)とても丁寧に運営している、真摯に取り組んでいると思います。“今見頃です”という札があったり、一つ一つの植物に名前があったり、とても大事に慈しんで植物を育てているなと思います。これからも大勢の方に来ていただいて楽しんでいただけたらと思います」 松坂さんは今後年2回の理事会に出席するため高知を訪れることになります。松坂さんは「高知は最高ですね。かんきつ類おいしいし、今まで(かんきつ類の)皮をむくのが大変だと思ってたんですけど、高知に来て初めて“ムッキーちゃん”に出合って、これがあれば簡単だったんだって思って、周りにも“ムッキーちゃん”勧めています」と話していました。
高知さんさんテレビ