メジャーリーガー千賀滉大に2度目の弟子入りをするソフトバンク育成の大竹風雅 前回に続き「出力を上げる」
ソフトバンクの育成3年目、大竹風雅投手(25)が、元ホークスで大リーグのメッツ千賀滉大投手(31)に2度目の〝弟子入り〟をし、自主トレに励む。大先輩から学び、来季への支配下再登録を目指す。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 「フォームやトレーニングなど出力を上げることをしっかりやりたい」。28日、福岡市のみずほペイペイドーム内で練習を終えた大竹は自主トレに向けて意気込んだ。 今年1月の自主トレから千賀に弟子入りした。例えば、足の使い方については、母指球と小指球、かかとの3点でしっかり地面を押すことを意識することを学んだ。そして、9月27日のウエスタン・広島戦(由宇)で公式戦に初登板し、初勝利の力投を見せた。 公式戦に登板するまで3年かかった。東北福祉大から2022年にドラフト5位で入団。同年4月に右肘の靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。同年のオフに戦力外となり、育成選手として再契約。リハビリを経て、23年夏に実戦復帰した。今季は3月に右の肩甲下筋の肉離れでリハビリ調整となり、7月にようやく復帰し試合を重ねた。 10月下旬から12月中旬まではプエルトリコのウインターリーグに参加。先発として5試合に登板した。練習では、持ち球であるカットボールやチェンジアップを磨くためチームメートに助言をもらうなどもしたという。「ここでの経験を生かして来季につながる投球ができたら」とうなずく。 来季の目標は「もちろん支配下」と強調した大竹。さらに千賀との自主トレでレベルアップし、有言実行にしてみせる。(浜口妙華) 【#OTTOソフトバンク情報】