「リック・ドムII」←「ツー」じゃない? ガンダムの難読MS・MA
「ドム」の改修型にも読みにくい機体が!
ローマ数字の「II」が付けられた機体には、多彩な読み方があります。「ジムII」や「ザクII」のように普通に「ツー」と読む機体が多いのですが、なかにはドイツ語読みをする「リック・ドムII(ツヴァイ)」のようなケースもあります。リック・ドムIIは「ドム」の宇宙用として開発された「リック・ドム」が、ジオン軍の統合整備計画によって改修された機体で、一年戦争の末期から配備され、「ア・バオア・クー」での決戦にも少数が参戦しています。 近年の作品では『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』のラスボスとして登場した、MA「II(セカンド)ネオ・ジオング」という例もあります。IIネオ・ジオングは「シナンジュ・スタイン」が巨大な外殻「ハルユニット」と一体化した姿で、疑似的なサイコ・フィールドを発生させる「サイコシャード」発生器や、隠し腕による攻撃で猛威を振るいました。 どれも特徴的な読み方をする機体ですが、バックボーンを振り返ってみると意外なつながりも見えてきます。多くの作品で、多くの機体が登場しているがゆえに生まれる面白さのひとつではないでしょうか。 ※本文を一部修正しました(6月3日18時01分)
LUIS FIELD