亀梨和也、ソロで敢えて歌ったKAT-TUNの楽曲「普通の思考だったら、この曲は選択しない」
配信ライブ「Inside23 experiment No0 day 223」で9曲披露
KAT-TUNの亀梨和也が1日夜、「Inside23 experiment No0 day 223」と題した配信ライブを開催し、約2時間でカバー曲を中心に9曲を披露した。場所は都内近郊の廃ビルで、自らバンドメンバーを集め、演出や構成をスタッフと0から作りあげたという。 【写真】廃ビルを舞台にお届け ライブ中の亀梨和也アザーカット 亀梨は、ORIGINAL LOVEの『接吻』から歌った。廃ビルを舞台にバンドメンバーとアイコンタクトで笑みを浮かべ、楽しげだ。その後も『笑』(笹川美和)、『サウダージ』(ポルノグラフティ)、『ひまわりの約束』(秦基博)とカバー曲を続けた。それぞれの楽曲を選んだ理由は、映像やトークで説明した。 「Inside 23」(インサイドミー)は、亀梨がこれまでに出会った人やこれから出会う人、物・コトなどについて知りたいことを自ら学んで取り入れ、そして、共有して形にしていくプロジェクト。今年3月23日から本格始動した。 これまでにもアパレル企画やブレンドから学習してのコーヒー販売、異業種コラボとしてインスタレーション撮影など行っていた。また、ライブタイトルにも刻まれているexperiment No0(実験)は、「0からの気持ちで実験する」を意味している。 今回は敢えての小規模開催。理由は「見たいと願うすべての人と演じる側が、フラットな条件で平等に同じ時を過ごすことを目的にした配信のみのライブ」がテーマで、亀梨はMCで視聴者であるファンに語りかけた。 「1曲目終わって、『指輪とかは集中できない』っていうコメントもあったので、あまり触れずにいこうかなと思ったんだけどね。気持ちよく見てもらいたいんで、この指輪でしょ」 そう言うと、亀梨は左手薬指にはめた指輪を手に取り、「こちら、もう少々お待ちください。みんなにクリスマスプレゼントで、今まさに絶賛作っているものです」とプロジェクトで制作しているアクセサリーであることを明かし、ファンを安心させた。 そして、最後の曲を歌う前には、自身の思いを口にした。 「今、この曲を僕の中で歌わせてもらうことにもすごく意味が、さまざまな人のね、思いがやっぱあるから。どんな形になろうと、それがこれまでやってきた道だなっていう風には思わなきゃいけないし、それぞれの歩み方もきっとあるだろうし。でも、どんな道を歩もうとも、これまでともに歩んできた皆さんと仲間たちには、本当にみんなですてきな景色が広がるような、そんな時間を過ごしてもらいたいなという風に思っています。普通の思考だったら、なかなかのこの曲は選択しないんですけど、僕の強い思いの中でこの曲を歌わせてください。聞いてください」 選んだのは、KAT-TUNの『PRECIOUS ONE』。ソロでのセルフカバーで、言葉通り、グループの歴史、現状などさまざまな思いを込めて歌い上げた。 全曲を歌い終えた亀梨は「これからも一つひとつ、しっかりといろいろなことを感じて受け取りながら、このプロジェクトもいろんなものをインプットして形にして、これからもたくさん思いを共有して、なるべく笑顔で過ごしていけたらいいなと思っております。オンリーワンの関係で、これからも過ごしていきましょう。今日は本当にどうもありがとうございました」と言い、締めくくった。