はしか感染者増加…感染力が非常に強く、マスクの効果も薄い 国も注意呼びかけ 予防策は…
ただ、この幼少期の接種についても、年月を重ねると…。 岩はし内科 岩橋昌雄院長:「2回(ワクチンを)打ったとしても、何十年も経っているとだんだん効果が薄れるということはあり得る。特に基礎疾患があるような方は、病院に行って抗体を調べて、低いようならば追加接種を考えた方がよいのではないか」
街の人は「接種したか覚えていない」
はしかに対する予防策として最も有効とされているワクチン接種。ただ、街の人に自身の接種状況について聞いてみると…。 静岡市民 60代:「うーん…、覚えていない。多分1回か、わからないが。年をとってくると重症化してくるかもしれないので調べてみようと思う」 菊川市民 50代:「子どもは打ったかな? 多分義務みたいな形だと打ったかもしれない。私は打っていない。全然打っていない。何も病院とかで言われるわけではないので、あまり気にはしてない。本当は気にしないといけないが、今はよくわからない」 ワクチンの接種歴は母子手帳などで確認できますが、街の多くの人は、自分のワクチン接種をほとんど覚えていませんでした。
最悪の場合、死に至る可能性もある「はしか」。厚労省は「はしかのワクチンを受けていることが予防に最も有効」として接種を呼び掛けています。