同点の8回に決勝ソロを放ったDeNA・桑原 (C)Kyodo News

● 阪神 3 － 4 DeNA ○ ＜20回戦・甲子園＞ 　接戦を制したDeNAは再び貯金3。3位・阪神とのゲーム差は再び2、巨人に敗れた2位・広島とのゲーム差は2.5に縮まった。 　DeNA打線は初回、2番に入った牧が20号ソロを左翼席へ運び先制。牧はこの一撃で新人から4シーズン連続20本塁打を達成した。牧は一死二、三塁の好機で迎えた3回の第2打席も左前適時打を放ち2打席連続打点。なおも一死一、三塁で、3番・佐野の二ゴロの間に3点目を加えた。 　先発のジャクソンは5回まで1失点の好投。しかし2点リードの6回、先頭の3番・森下に左越えソロを浴び1点差に迫られると、続く4番・大山、5番・佐藤輝に連打を浴び、無死一、三塁のピンチを作ったところで降板した。 　火消しを託された2番手・山﨑は、スクイズを決められ同点に追いつかれたものの勝ち越し打は許さず。ジャクソンの登板結果は6回途中6安打3失点となった。 　攻撃陣は3－3で迎えた8回表、1番・桑原が値千金の一撃。阪神2番手・ゲラの初球を捉えた打球は、左翼席に着弾する決勝の4号ソロとなった。 　1点リードの9回裏は、守護神・森原が無失点で締め24セーブ目（2勝6敗）。白星は3番手のウィックにつき5勝目（1敗1セーブ）をマークした。