【パリパラリンピック】3大会連続のメダル獲得へ「一人の目標じゃない」 マラソン日本代表の道下美里選手 支えるのは“チーム道下” 仲間とともにゴールを目指す 福岡
道下選手は、ことし47歳です。ここ3年は度重なるケガに悩まされましたが、競技を続けてこられたのには、理由があるといいます。 ■道下選手 「2回大きな故障を経験して。一番は本当に仲間の支えですね。」
それは"チーム道下"と呼ばれ、伴走や送迎、給水などさまざまな形で道下さんを支える総勢100人を超える仲間たちの存在です。 福岡での練習では現在、12人の市民ランナーが曜日ごとに伴走を分担しています。パラリンピック本番では、関東在住のランナーが伴走を務める予定です。 福岡での練習をサポートする樋口さんと田嶋さんに、“チーム道下”について聞きました。 ■樋口敬洋さん(48) 「みんなが道下さんを中心に集まっている感じがすごく好きなので、自分にとっては本当に大切な組織、チームというか運命共同体のようなものです。」 ■田嶋優気さん(41) 「福岡で僕や樋口さんがしっかり伴走して調子を整えて、本番で走る伴走者にうまく、きずな・バトンを渡せるようにするのが役割。一緒に戦っている。一緒に走る気持ちでやっています。」