木曜劇場『わたしの宝物』第1話 （C）フジテレビ

　俳優の松本若菜が主演するフジテレビ木曜劇場『わたしの宝物』（毎週木曜　後10：00）の第1話がきょう17日からスタートした。（以下、本編のネタバレを含みます） 【写真】透明感あふれる！純白ドレス姿の松本若菜 　同作は夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。 　“昼顔妻”を描いた『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』（2014年7月期）と、“セックスレス”をテーマにした『あなたがしてくれなくても』（2023年4月期）を手がけた三竿玲子氏がプロデューサーを務め、脚本は同じく『あなして』を担当した市川貴幸氏が務める。 　第1話では、結婚5年にして外面がいいが自分につらくあたる夫・宏樹（田中圭）との態度にいつも顔色をうかがう日々だった美羽（松本）。部下を連れて突然帰宅し、もてなしの用意をさせたり、常にイライラしながら、子どもについて「そろそろちゃんと考えてみない？」と勇気を出して切り出す美羽を「自然に任せればいい」と突き放す。 　さらに用事があって出かけた美羽を強引に、忘れた書類を届けさせたり呼び出した上で逆ギレし、自らの願いで美羽に専業主婦になってもらったにもかかわらず「暇だから子どもがほしいんだろ」と拒否。にもかかわらず自分に長くみせていなかった美羽の笑顔を目撃すれば強引に身体を求める…。 　とにかく散々なモラハラ気質の夫ぶりをみせた田中に視聴者からXを中心に「うますぎて腹立つ笑」「田中圭のモラ夫役最高だね」「田中圭くん嫌な旦那役やらせたらうまい」「5分で嫌いになった」「はい無理」「なんてやつだ！」「田中圭すげー」と明るいイメージをくつがえる熱演で話題を集めた。