発表後わずか1週間でモデル名変更 アルファロメオの新型SUVの名前は「ミラノ」から「ジュニア」へ 一体何があったのか?
アイキャッチャーはグリル
ステランティスの他の作品と同様、ブランド間の緊密なコラボレーションは「ジュニア」にも表れている。そのため、基本的な形状は「プジョー2008」、「フィアット600e」、「オペル モッカ」を強く彷彿とさせる。この印象は、対照的なブラックのルーフによってさらに強調されている。 しかし、アルファはフロントに特別なアイキャッチを用意している。蛇と十字をあしらったアルファの象徴的な徽章は、ミラノ市と旧ミラノ公国の紋章に由来し、グリルを視覚的に引き締めている。その典型的な形状はそのままに、ハニカムグリルによってフライス加工されたアルファのシンボルの後ろにも閉じられている。
いたるところにヘビ
アルファロメオの蛇は、インテリアの随所にあしらわれている。クラシカルなデザインの丸いエアベントの中央を飾る蛇は、十字架とともにサベルトスポーツシート(オプション)のヘッドレストやダッシュボードのサイドに刺繍されている。
結論
視覚的に「ジュニア」がステランティスグループのものであることがわかる。まったく新しい単独での開発はコストが嵩むためリスキーだ。そのかわり、アルファはインテリアでオリジナリティを発揮した。「ジュニア」がアルファらしい走りをするのかどうかは、特に気になるところだ。
Katharina Berndt