山形県鶴岡市の加茂水族館でメキシコ湾に生息する珍しいクラゲが紹介されています。 　そのクラゲがこちら「メキシカンマッシュルーム」です。メキシコ湾北部に生息し、成長すると傘の直径が30センチ以上にもなる大型のクラゲです。 　水族館側が海外の研究者とクラゲのもとになる幼体＝ポリプを交換して手に入れ10センチ近くまで育ててきました。 　加茂水族館によりますと国内での展示は初めてだということです。この「メキシカンマッシュルーム」。傘の下の部分が赤茶色に色づいているのが特徴です。 【加茂水族館 佐藤智佳さん】 「生まれて来てから大きくするのがかなり難しかった。途中まで大きくなってダメになったりした。飼育条件いろいろ変えながらようやく展示にごぎつけることが出来た。世界にはいろいろなクラゲがいるということをひとつひとつじっくり観察して見てほしい」 　このクラゲ海外では「マッシュルーム・キャップ・ジェリーフィッシュ」などと呼ばれているそうです。 　鶴岡市の加茂水族館で常設展示されています。