講談社 ViVi

シンガーソングライターとして、日本だけでなく韓国でも大人気のeillさん。8月にリリースした新曲『happy ever after』のこと、さらに「ガチのK-POPファン！」という素顔に迫りました。 【シンガーソングライター・eill】10月リリースの新しいアルバムについて語る

K-POPが大好きで、

気付いたら彼女たちに 楽曲提供することができていました

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──8/21にリリースされたシングル『happy ever after』。こちらはAmazon Prime Videoの人気恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』シーズン2の主題歌ですが、どのような想いを込めて作られたのか教えてください。 この番組は、元恋人たちが集まって、前の恋に戻るか新しい恋に進むか選択をしていく、というものです。前向きでもあり後ろ向きでもあるので、“追いかける”という目線で制作しました。新しい恋を追いかけるのはもちろん、違う恋に進む元恋人を応援しながらもどこか置いてけぼりな切なさもある。そんな相反する両方の“追いかける”を表現したいと思ったんです。 ──歌詞の切なさがとってもリアルなのですが、いつもインスピレーションはどこから得ているのでしょう？ 実体験か、自分のことのように分かる！というくらいすごく仲のいい友達の体験です。私はいつも楽曲の世界観に入り込んで制作するんです。だから今作の歌詞も、スタジオで号泣しながら書いていました！

──10月には新しいアルバムもリリースされます。こちらはどんな一作に？

私の歌って誰かへのエールソングが多いんです。恋愛においても人生においても。そんなたくさんのエールを夢に詰め込んで、みんなの元へギフトとして届けたい、そう思って作りました。ポップなものからバラード、R＆Bまでよりどりみどりな楽曲が詰め込まれていて、お楽しみBOXみたいなアルバムだと思います！ ──eillさんは幼いころ、K-POPスターのKARAさんに衝撃を受けて歌手を目指されたとのこと。今、韓国の人気アーティストに楽曲提供されているだけでなく、ワンマンライブもおこなうなど韓国でも大人気です。この現状をどう思われていますか？ 気がついたらIVEさんや少女時代のテヨンさんなどに曲や歌詞を提供させていただいてて。私はいつも走り続けていて“次”を見ているタイプなので、あまり実感が湧かないんですけど、たまにふと我に返って、「不思議なご縁だな」と思うことはあります。