（C）高橋留美子／小学館

　2023年、阪神タイガースが38年ぶりに日本一になったことを祝し、阪神タイガースファンである総勢20名の作家が、読み切り漫画やエッセイを寄稿した『阪神タイガース優勝記念本』が2023年12月21日(木) に発売された。表紙を飾るのは、高橋留美子によって描き下ろしされた、阪神タイガースのユニフォームを着た『うる星やつら』のキャラクター、ラムちゃんのイラストだ。 【写真】高橋留美子、しりあがり寿らの“阪神愛”が炸裂する漫画を試し読み 　本書の見どころは、作家20名の愛がつまった阪神タイガースにまつわる読み切り漫画とエッセイだ。『うる星やつら』『犬夜叉』『MAO』の高橋留美子氏による、日本シリーズ6戦からの自身の様子を描いた「逆王手」ほか、しりあがり寿氏、高橋ツトム氏、むぎわらしんたろう氏など総勢19名の漫画家が、ここでしか読めない読み切り作品を寄稿している。さらに、直木賞作家・今村翔吾氏による書き下ろしエッセイも掲載。 　執筆作家は、高橋留美子、しりあがり寿、高橋ツトム、クロマツテツロウ、松田奈緒子、中原裕、河合じゅんじ、ほりのぶゆき、つの丸、昌原光一、さそうあきら、徳光康之、林田球、白井三二朗、むぎわらしんたろう、太田基之、寒川一之、中山ラマダ、唐沢なをき 、今村翔吾（掲載順）の20名だ。 　そのほかにも、各界のファンからのお祝いコメントやNMB48のグラビア、日本シリーズ全7戦を振り返る企画など盛りだくさんだ。本書の発売に際し、タレントの千秋は「岡田監督によると、来シーズンもこの戦力でこのままいけば、勝てると思うと言ってくれたので、すごい楽しみです。」とコメント。本書を読みながら、来シーズンの開幕を楽しみに待ちたい。 　小学館の青年コミック誌サイト「ビッコミ」では、本書に掲載の読み切り漫画が、12/21から2週にわたり一部無料公開される。こちらもぜひチェックしてみよう。 ※高橋ツトム氏の「高」は、「はしごだか」 です。