「ハリセン演歌」小川リエ 歯列矯正の失敗克服し復活
あと半年ほどで完治する予定
──当時、ステージにも出ておられたわけですが、歌は? 小川 なんとかやってました。8本も抜いてたし、口の中が狭くなって声量も衰えていました。ただ、ハリセン演歌という、どっちかと言うと、パフォーマンスがメーンだったので、声量はあまり目立たなかったんです。 ──やがて名医と出会って再治療をして、ようやく改善されたんですね。 小川 そうなんです。他にも矯正医を訪ねましたが、再治療を拒否されたりもしました。だからその先生と出会うまでは、ほんとに地獄でした。 ──現状は? 小川 ほぼ矯正治療は終わりました。あと半年ほどで完治する予定で、いい状態になってます。思う存分、歌っていきたいです。 今回の新曲発表会見を師匠の山根伸介に報告すると、「『リエちゃん、がんばりや』と言ってくれました。これまでもずっと応援して頂いてます」と、彼女は笑顔で話した。12日の大阪ミナミ400年祭本祭では、「小川リエ演歌ステージ」の出演が決まっている。今後の活躍が期待される異色の歌手と言える。 (文責/フリーライター・北代靖典)