無許可路上ライブで書類送検されたアイドルグループ、当面の活動を休止 12月のメジャーデビューも白紙に
女性5人組アイドルグループ「CiON(シーオン)」が24日、グループの公式ホームページで無許可での路上ライブを開催したことにより警察から書類送検を受けたことを明らかにし、当面の活動を見合わせると発表した。 所属事務所は文書で「昨年よりCiONが新宿駅前で5月に実施した路上ライブが道路交通法に抵触している可能性があり、書類送検を受けている旨が報道されております。まず、報道されている事実関係につきましては全て真実でございます。本件に対し、真摯に向き合い、警察当局からの事情聴取においても誠意を持って全ての事実を明らかにするよう努めております」と声明を発表。「つきましては、検察庁の捜査結果・判断が出ていない現状を踏まえ、当面の間、活動を自粛させていただきます」とした。 警視庁は23日までに、JR新宿駅前の路上で5月、道路の使用許可を得ずにライブを開催したとして、道交法違反(道路不正使用)の疑いで、アイドルグループの20代女性メンバー4人や所属事務所の男性社長ら計10人と、運営法人を書類送検。いずれも容疑を認めているとしていた。 CiONは楽器演奏者とボーカルの女性5人で活動しているアイドルグループ。2017年にインディーズでデビューすると、ライブへの出演などでファンを獲得し、今年12月にはメジャーデビューすることも決定していた。 今回の書類送検を受け、グループは年内に予定していた全てのライブ出演を中止。12月に予定していたメジャーデビューも白紙となった。
報知新聞社