百戦錬磨のフードライターが今年大注目! 食通の間で話題の、広尾の寿司屋とは?
〈食通が占う、2025流行る店〉
パリオリンピックの開催もあった2024年。さまざまな国の食事情や食品ロスについて、目を向ける機会にもなったのではないでしょうか。新たな食体験に感謝しながらできることを続けていく、2025年もそんな優しい社会になりますように! そんな願いも込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2025年注目の「ブレイクしそうな店」をうかがいました。 今回は、フードライターの森脇慶子さんにお答えいただきます。
教えてくれる人|森脇 慶子
「dancyu」や女性誌、グルメサイトなどで広く活躍するフードライター。感動の一皿との出合いを求めて、取材はもちろんプライベートでも食べ歩きを欠かさない。特に食指が動く料理はスープ。著書に「東京最高のレストラン(共著)」(ぴあ)、「行列レストランのまかないレシピ」(ぴあ)ほか。
2025年のブレイク予想
Q. 2025年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか? A. 「鮨 陸」です
森脇さん「未訪問ですが「鮨 陸」が気になっています。 「鮨 水谷」(現在は閉店)、「日本橋蛎殻町 すぎた」出身と出自の確かさに加え、バンコクなど海外の経験も持つと聞き、興味があります。既に行かれた周りの知人の評判も良いので、一度行ってみたいと思っています。」
鮨 陸
住所: 東京都渋谷区広尾5-13-6 ARISTO広尾ビル 1F TEL: 070-8361-8161
アンダー3,000円のお手軽グルメ
Q. 2025年に〈ブレイクしそうな3,000円以内のグルメ〉は何ですか? A. ネオ定食屋的なお店が増えるかも?
森脇さん「具体的な店というよりは、ランチやアラカルト等で手頃なメニューを提供する「食堂わた」(新宿御苑前)や「白金 芯」(白金高輪)、定食の「米田中」(外苑前)など、高級でなくともきちんとした和食を食べられる、庶民の身の丈にあった店が増えていくのでは?と思っています。ネオビストロならぬネオ定食屋みたいな。あと、もう流行り始めていますが、アラカルト主体の店も増えそうですね。」