「改姓の95%が女性側…男性も当事者意識を」“選択的夫婦別姓"の実現目指し 札幌のカップルが国に損害賠償を求める訴え 全国で12人が一斉提訴
UHB 北海道文化放送
夫婦別姓を認めない民法など規定は憲法に違反しているとして、北海道内の男女が国に賠償などを求め、3月8日、札幌地裁に提訴しました。 札幌地裁に「選択的夫婦別姓」を求める訴えを起こしたのは北海道内に住む佐藤万奈さんと西清孝さんです。
2人は、男女が婚姻の際に夫婦別姓を認めない民法や戸籍法の規定は「婚姻の自由」などを保障した憲法に違反しているとして、国に50万円の損害賠償などを求めています。 「西は夫の苗字であって私の苗字ではないと感じた」(原告 佐藤万奈さん)
「女性の95%が改姓している。男性が改姓の当事者意識をあまり持てていない」(原告 西清孝さん) 北海道内の2人を含め3月8日に訴えを起こしたのは東京都や長野県などに住む男女12人です。
UHB 北海道文化放送
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