【全日本総合バドミントン2023】「パートナーが後ろを広くカバーしてくれる安心感があった」(三橋健也)
山田尚輝&柴田一樹(NTT東日本) 男子ダブルス2回戦:金子真大/大田隼也(トナミ運輸)に12-21、25-23、21-19で勝利 山田 (2ゲーム目終盤は)結構やられていたので、開き直って、できることやろうと思っていました。そうしたら、相手も焦っていたのかわかりませんが、ミスも出してくれて点数が追いついてきた。どっちが勝つか、みたいな展開になったので絶対勝ってやろうと。最後は気持ちでした。 柴田 金子選手が前で落として(僕らが)上げて、大田が打つという形でやられていたので、最後の方はその展開を脱せたのかな。こっちも打てるような展開にもっていけたことが勝因かなって思います。第1シードのホキコバペアがいないという中で、今日の試合がまず一つ大きいヤマだと思っていました。ランキングサーキットと全日本社会人で1勝1敗だったので勝ててうれしいです。でも、これで浮かれていたら明日はやられてしまうので、まずは明日、大学生(西/木田:龍谷大)に足元を救われないように、必死に頑張っていきたいです。 霜上雄一&野村拓海(日立情報通信エンジニアリング) 男子ダブルス2回戦:竹内宏気/小川桂汰(丸杉)に14-21、24-22、21-11で勝利 霜上 社会人になって全日本総合は1回戦負け、2回戦負けが続いていました。去年から調子も上がってきてますし、今年も全日本社会人はちょっとダメだったんですけど、調子を持ってこれたのでよかったかなと思います。明日はA代表相手に向かっていくだけ。相手は世界戦ってますし、こっちは結構不利だと思うんですけど、そこを食らいついてどこまで行けるか。1ゲームを取れたらもうチャンスだと思って。自分たちで出せるものを出して負けたら、もう仕方がないので当たってくだけろって感じで僕らはいこうかなと思います。 野村 全日本総合でベスト8に入るのはこれが初めて。すごい緊張感もありましたけど、やっぱり最後はしっかり勝つことができて、率直にうれしい気持ちが一番強いですね。
取材・構成/吉井信行、平野貴也、バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳