海自のパイロット訓練生が今年初の飛行訓練 小月基地
KRY山口放送
パイロットなどを養成する海上自衛隊小月航空基地できょう(9日)、今年初めての訓練飛行が行われました。 今年初めての訓練飛行を前に、海上自衛隊小月航空基地の木内啓人群司令が訓示しました。 (木内啓人群司令) 「一人でも多くの国民の負託に応える、 精強で、誠実な幹部搭乗員の育成に尽力していくように隊員総員の協力を願う」 「初飛行訓練かかれ」 小月航空基地は、海上自衛隊で航空機のパイロットなどを目指す隊員が一番最初に学ぶ基地で現在およそ200人の訓練生がいます。 訓練では、教官と訓練生がT-5練習機に乗り込み訓練生の操縦で離陸しました。 そして、基地上空を旋回しながら着陸するとすぐに離陸する「タッチアンドゴー」の訓練を繰り返し行いました。 (訓練生 田村美樹さん) 「初飛行をして自分たちの訓練というのが多くの人の支えがあって航空機一機飛ばすことが出来ていると改めて感じました」 (訓練生浜口貴弘さん) 「海上自衛官のパイロットとして後ろにクルーを乗せて飛ぶことになりますその際にクルーたちからこの人がいれば安心だと思ってもらえるような機長になりたい」 訓練生は小月航空基地での課程を修了すると鹿児島県や徳島県の基地に移り、引き続き、訓練を行うという事です。