那覇空港は100便が欠航に 約1万5000人に影響 船舶は70便が欠航 沖縄 津波警報発令で
沖縄県内での津波警報発令に伴い、第11管区海上保安本部は3日、県内の各港に避難勧告を発出した。空や海の便の運航でも多数の欠航便が生じるなど、大きな影響が生じた。 【写真・動画で見る】沖縄に津波警報 「逃げて」響くサイレン、街や空港も混乱
那覇空港の空の便では、3日午後6時時点で少なくとも100便が欠航し、1万5619人に影響があった。日本航空(JAL)グループでは48便の欠航で6898人に、全日本空輸(ANA)では13便の欠航で約2630人に影響があった。スカイマーク19便(影響約2600人)、ピーチ・アビエーション17便(同2861人)、ジェットスター・ジャパン3便(約630人)がそれぞれ欠航した。 沖縄旅客船協会によると、海の便では、船舶が沖合に避難したこともあり、70便が欠航した。3日午後には運航を再開した。 第11管区海上保安本部は3日午前9時1分に対策本部を設置し、石垣港、平良港、那覇港、金武中城港、運天・渡久地港に避難勧告を発出した。津波注意報の解除に伴い、同日正午に避難勧告は解除された。11管は被害状況確認や注意喚起のため、所属航空機4機、巡視船艇20隻を投入した。
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