任天堂、新ハードについては「常に研究開発を行っている」が、それ以上に伝えられることはなし。決算の質疑応答で言及。公式発表以外の憶測への注意喚起も
2024年2月7日、任天堂が2024年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)の質疑応答を公開した。 公開された質疑は全部で9問。そのうち1問目の質問は発売から7年目となり“未知の領域”に突入したNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)ビジネスに対する評価を問うもので、あわせて新ハードについても触れられている。 任天堂の代表取締役社長である古川俊太郎氏は、7年目を迎えた2023年においても、とくに年末商戦では新たにNintendo Switchを手に取ったユーザーは多く、ソフトについても『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』、『ピクミン4』などが多くのユーザーに遊んでもらえており、これらをポジティブに捉えているという。 こうしたSwitchの好調によって新ハードの発売時期に影響があるかどうかという問いには、「当社は常に新しいハードウェア、ソフトウェアの研究開発を行っていますが、それ以上にお伝えできることはありません」とのこと。また、ハードの開発は長い時間を掛けて計画を進めていくものであるため、直近のビジネスの状況によって影響が及ぶことはないそうだ。 加えて、インターネットを中心に新ハードについての憶測が報道されることに対しても言及。任天堂が発表したものではない情報はユーザーや投資家を惑わせかねないため、任天堂が公式サイトやSNSから発信する情報を確認した上で、適切に判断してほしいと注意喚起を行った。
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