鹿島ユース柳沢敦監督「最後に最高のゲームをしてくれた」プレミアリーグ復帰へ
12月10日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)2回戦で、鹿島アントラーズユース(茨城)はベガルタ仙台ユース(宮城)に7-0の大勝で5年ぶりプレミアリーグ復帰を決めた。 【フォトギャラリー】鹿島ユース柳沢敦監督 チームを率いる柳沢敦監督は、「本当に1年間チームの目標だったプレミア昇格を果たせたことを非常に嬉しく思います。今日は選手がまとまって、最後に最高のゲームをしてくれました」とイレブンを労った。 また「『トップチームに選手を上げるには』と考えた時に、フィジカル的にまだまだ未熟さを感じていた。新しいスタッフが入ってきてくれた中でその辺を改善してくれたのが大きい」と、小笠原満男テクニカルアドバイザーや曽ヶ端準GKコーチらへの感謝も忘れなかった。 来シーズンからのプレミアでの戦いに向けて聞かれると「技術の高いチーム、それからフィジカル的に高いチームなど、プリンスでもクラブチームと高体連のチームでカラーの違うチームはあります、プレミアの方がよりレベルが高くて、強度も高いので、チームとしても1ランク2ランク上げていかないといけない」と課題を口にした。 鹿島アントラーズユースは来シーズンから主戦場となるプレミアの舞台に向けてさらなるレベルアップを図っていく。 (取材=古部亮)