ジョン・ボン・ジョヴィ、米ナッシュビルのバー兼音楽施設にホログラム装置が常設
米ナッシュビルのダウンタウンに新しく開業したジョン・ボン・ジョヴィの5階建てバー兼音楽施設JBJ's Nashvilleに、彼の新しいホログラム装置が常設された。 ジョン・ボン・ジョヴィの4Kホログラムが浮かび上がるこの装置は、同施設とビッグ・プラン・ホールディングスの協力のもと、プロト・インク(Proto Inc.)によって設置された。今年後半には2台目の装置が設置され、ボン・ジョヴィのバンド・メンバーがホログラムで登場する予定だ。JBJ’s Nashvilleでは、サプライズ・ゲストのライブ・ホログラムを見せる機能も備わっており、それらの人物が実際にその場にいるかのように見聞きできる。プロトのホログラム装置が専用の音楽会場やレストランに常設されるのは今回が初めてだ。 ジョン・ボン・ジョヴィをフィーチャーしたホログラム装置は、今年2月に米ロサンゼルスで開催された【グラミー賞】の関連イベントである【ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー】で、ジョンが表彰された際に使用された。プロトの装置を使用した他のアーティストには、ケイン・ブラウン、ウォーカー・ヘイズ、ジュエル、エルトン・ジョン、オリヴィア・ロドリゴ、タニヤ・タッカー、ウィル・アイ・アムなどがいる。また、米ラスベガスのジミー・キンメルズ・コメディ・クラブ、フォーシーズンズ・ホテル&リゾーツのビバリー・ウィルシャー・ホテル、JFK空港ターミナル4などにも設置されている。 ボン・ジョヴィ・マネジメントのマシュー・ボンジョヴィは声明で、「JBJ'sにジョンのプロト・ホログラムが加わるという革新的な試みは、ここブロードウェイで忘れられない体験を提供するというコミットメントを実証するものです」とコメントしている。 今月初めにボン・ジョヴィは、JBJ's Nashvilleのグランド・オープニングでサプライズで5曲のセットを演奏した。37,000平方フィート(約34,30平方メートル)のこの会場には、1階にステージがあり、壁にはバンドの30年にわたるキャリアの写真が飾られている。また、今月はバンドの16thアルバム『フォーエヴァー』がリリースされ、4月末にはHuluシリーズ『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』が配信された。