【トキエア】“落雷”で修理に 来月中旬まで1機体制に大幅ダイヤ変更【新潟】
新潟空港を拠点とする地域航空会社トキエアは、運航する2機のうち1機について“落雷”の影響で修理が必要だとして、2025年1月中旬まで1機体制での運航を発表しました。大幅なダイヤの変更が生じ、利用者も混乱したようです。 【動画】【トキエア】“落雷”で修理に 来月中旬まで1機体制に大幅ダイヤ変更【新潟】 トキエアは19日、運航する2機のうち1機について“落雷”による損傷で機体を整備することから、2025年1月13日まで1機体制で運航することを発表しました。 ■岡拓哉アナウンサー 「今日から1機体制になるのに伴い、大幅な減便・遅延が発生しています。本来9時10分発だった名古屋便は、今日から5時間ほど遅れるということで掲示板で遅延が案内されています。」 運休となるのは、札幌丘珠線・仙台線・名古屋線の3路線であわせて80便。 トキエアによると、予約客など1400人余りに影響が出るということです。トキエアは振替便や払い戻しなどについて、メールで案内しています。また、別の1機についてもトラブルがあったとして、16日から18日まで3日連続で全便が運休となっていましたが、その理由については19日まで発表されずSNSなどで疑問の声も上がっていました。 トキエアの担当者は、「就航1年目でもあり、初めての状況に対して連携がうまくできなかった。何らかの情報は発表できたと思うので反省している」と述べています。安定しない運航に混乱した利用客も… ■仕事で札幌に 「帰りの便が変更になって昨日連絡があった。仕事で札幌に行くので、そこがずれることになれば支障が出るなと心配だった。」 ■北海道に帰省 「年末年始できるだけ早く帰りたかったので、いつ復旧するかわからない状況だったので毎日予約を2~3回取り続けた。」 北海道出身のこちらの学生は、当初17日に予約していましたが、運休の影響で3日遅れの帰省となりました。 ■北海道に帰省 「今はまだ学生だから予定も柔軟に変えられるが、社会人になったらそこは大ダメージだと思った。」 新潟空港には、落雷にあった機体の姿も。今後、台湾に運んで修理する予定ですが、整備の状況によっては2025年1月13日以降まで1機体制が続く可能性もあるとしています。