楽天・岸孝之が3球続けたカーブを被弾 痛恨3ランに「投げた球が中途半端だった」
(パ・リーグ、西武6―2楽天、9回戦、西武5勝4敗、12日、ベルーナD)パ・リーグ4位の楽天は痛恨の被弾を喫し、2連敗。1―2の四回2死一、二塁で先発の岸孝之投手(39)が、途中出場の長谷川に今季初本塁打となる3ランを浴びた。 「(内容は)悪くはなかったと思います。カーブが駄目というわけではなくて、自分の投げた球が中途半端だった。もうちょっと意識を持たないといけない」 この日、唯一カーブを3球続けたが、3球目は真ん中高めに浮いて捉えられた。4敗目を喫したが、それでも七回途中まで113球(10安打6失点、自責点3)を投じ、先発の意地を示した。今江監督は「本来は休ませたい」とも話したが、ローテーションから簡単に外せない。 打線は天敵の今井を崩せず2得点。「今井から初めて先制できたけど、次のもう1点がなかなか取れなかった」と指揮官は悔やしがった。(横山尚杜)