「関西の魅力が凝縮」 京都と滋賀、両知事が意気込み 万博関西パビリオン内覧会
大阪・関西万博「関西パビリオン」の内覧会が23日開催され、京都府の西脇隆俊知事と滋賀県の三日月大造知事が顔をそろえた。関西が日本各地へのゲートウェイになる、との意気込みを示した。関西パビリオンは、関西2府4県に徳島県と鳥取県を加えた「関西広域連合」が実施主体。三日月知事は広域連合長でもある。 京都府・市は世界屈指の観光資産を持っている。西脇知事は「会期中、観光のほか、文化・食・産業・環境・いのち、の6分野をテーマに展開する」と述べ、京都の「奥の深さ」を来場者に知ってもらいたいと強調。 京都は歴史ある企業が多い。万博では若い世代が中心になり府内の企業の活力や創造力を最大限発揮した企画にも注目して欲しいと、京都の産業関連の展示にも期待を寄せた。 一方、琵琶湖の魅力を万博で十分堪能して、と訴えるのは三日月知事。「滋賀県は琵琶湖を預かっている。水を大切にする技術も発信していく」。 スタートアップの技術も展示され、琵琶湖だけでなく県内の産業もPRしたい、と三日月知事。 広域連合長として「ここ(関西パビリオン)へ来れば(関西の)すべてがわかる」。そんな内容のパビリオンにしたいという。
電波新聞社報道本部