羽生結弦、単独公演『RE_PRAY』配信決定 別アングル7種のカメラで楽しめる
プロフィギュアスケーターの羽生結弦による、単独公演『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR』が、23日から動画配信プラットフォーム「TELASA」で独占配信されることが発表された。きょう19日開催の最終公演の模様を、別アングルから撮影した全7パターンの映像が順次、配信される。 【写真】幻想的!氷の上で舞う羽生結弦 羽生は、2022年に開催したプロ転向後初のアイスショー『プロローグ』に続き、23年にはスケーター史上初の東京ドーム公演『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome』を成功させた。今回配信される『RE_PRAY』は、羽生自身の演技と言葉によって物語がつむがれる「ICE STORY」の最新版。『GIFT』に続いて、日本を代表する演出振付家・MIKIKO氏と再びタッグを組み、新たな地平を切り開く。 企画・台本も担当する羽生が新たなモチーフとして選んだのは、自身もさまざまなことを学んできたというゲーム。ロールプレイングゲームの中で戦い、成長していく主人公の姿を通し、人生の選択や葛藤、そして未来へと続く物語を描きながら、命と、それを取り巻く環境をめぐる価値観を問いかける。観客それぞれの視点で、自由に思考をめぐらせてもらうべく、羽生は映像から演出、構成に至るまで、生みの苦しみを味わいながらアイデアを捻出。通常のアイスショーとは一線を画す、壮大かつ奥深き表現を追求した。 さらに今回は、ダンスだけで見せる表現や、スピンのみでフィギュアにはない生々しさを提示する表現など、フィギュアスケートの常識を超える超難度で独創的な新プログラムにも挑戦。身を削る練習を重ね、スケーターとしても恐るべき躍進を遂げている。 同公演は19日にCSテレ朝チャンネル2でも生中継された最終公演となる。20台を超えるカメラが設置され、CS生中継用の映像に加え、厳選したカメラ6台がとらえた映像も配信される。ショーの終わりまですべて、全7パターンで届ける。 また、お気に入りのカメラ映像を指定するだけでなく、好きなプログラムをピンポイントで見ることもできる。